栄フィルブログ

2017年9月25日 : 曲紹介
懐かしのシベ2 再び!

栄フィルがシベリウス交響曲第2番を演奏するのは、2001年4月の第26回定期演奏会以来16年ぶりとなります。前回の演奏会では、当時の常任指揮者であった松村正春先生が指揮者でした。本番の演奏が素晴らしく、松村先生自ら演奏中に涙を流されたという、熱いエピソードが残されています。

 

<16年前に実施した第26回定期演奏会の概要>

【開催日】2001年4月15日

【場所】栄公会堂

【指揮】松村正春(前常任指揮者、現名誉指揮者)

【独奏】磯野順子(ヴァイオリン)

【曲目】ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲、シベリウス 交響曲第2番

 

 

さて、前回の演奏からは16年以上が経ち、指揮者も団員も大きく入れ替わっておりますが、「いつも本番が一番良い出来」と言われている栄フィルがどれだけ素晴らしい演奏を皆様へお届け出来るのか、秋の演奏会に向けて団員一同日々の練習に取り組んでおります。

それでは、曲の紹介をいたします。

フィンランドに住んでいたシベリウスは家族を連れて、1901年2月イタリアへの長期の旅に出かけます。滞在先の南イタリアでこの曲の作曲を開始しました。寒冷の祖国に比べ、南欧での作業は非常にはかどり、フィンランドへ帰国した同年年末に曲は完成します。

温暖な気候の影響からか、第1楽章は冒頭から穏やかな雰囲気で始まり、そして再び静かに曲は閉じます。第2楽章は教会を連想されるオルガンのような響きが聞こえますが、シベリウスがイタリアのフィレンツェでキリスト教の影響を受けたものであると解説されています。荒々しいスケルツォと緩やかなトリオがめまぐるしく交差する第3楽章から、徐々に曲は盛り上がりそのまま第4楽章へなだれ込みます(※休みなく楽章が変わることを音楽用語で「アタッカ」と言います)。

今年の夏コンでは、秋の演奏会の予告編として第4楽章のテーマを演奏しました。

「あぁ、ここだったのか!」と演奏中に思い出して頂いた方がいらっしゃいましたら、客席で大きく頷いてください。(^^)/~~~